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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第23章 愛情不足な彼ら達





『こ、小狐丸?』


小狐丸「はい、なんでしょう」


『いや、髪を梳かすから…後ろ向いてくれる?』


小狐丸「あぁ、すみません。ぬしさまが愛らしいので、つい…後ろを向いてしまうのが勿体ないくらい見入ってしまいました」


……何を言ってんだ…狐!!!
愛らしいなんて言ってくれるのはお前くらいだよ…後ろ向くの勿体ないとか、もうなんなの?
萌死させる気なのかな?狙って言ってるの?
小狐丸……やり手だ……!

とりあえずもう一回愛らしいって言われたい←


『小狐丸…今なんて?』


小狐丸「?……後ろを向いてしまうのが勿体ないと…」


『いや、違う!その前!』


小狐丸「あぁ。ぬしさまか愛らしいと言いました」


『……もっと言って』


小狐丸「ぬしさまは、とても愛らしいですよ」


あぁ、やばい……嬉しい!!!
それに素直に何度も言ってくれるところ大好きだよ!!

私は膝立ちをして小狐丸を正面から抱きしめた。


『……あぁ、小狐丸いい子だ…』


抱きしめながら優しく小狐丸の柔らかい髪を撫でた。
すると、小狐丸もやり返すように私の腰をぎゅっと抱きしめてきた


小狐丸「……ぬしさま…」


小狐丸は抱きしめる手を強め、私に擦り寄ってきた。


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