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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第23章 愛情不足な彼ら達





あれから何だかんだ次郎や太郎と話ながら食事を済ませ、小狐丸との約束があった為私は自室へと戻ってきた。


『櫛を用意しておこうかなぁ…』


小狐丸の髪を梳かす為の櫛を棚から取り出した。
すると、間がよく小狐丸が部屋にやってきた


小狐丸「ぬしさま、入りますよ」


声と共に部屋に入ってきた小狐丸。
私は笑顔で出迎えた。


『小狐丸いらっしゃい!待ってたよ!』


小狐丸「待っていた…と?嬉しいです…とても。私もぬしさまに髪を梳かして頂けるのを楽しみにしていました」


そう言って近くに寄ってくる小狐丸。
いやぁ、やっぱりデカイなぁ…小さい子は本当に小さいけど、大きい子はほんとに大きいよなぁ……
あんまり隣に立つことなんてないから、今近くに立っている小狐丸を見ると改めてデカイと思ってしまった。


『楽しみにしてくれてたとか、こっちまで嬉しくなるよ〜。あ、じゃあ小狐丸座っていいよ』


私は座布団を敷けば、その座布団をポンポンと叩いて座るように促した。


小狐丸「では、失礼します」


『どーぞ』


小狐丸は、私の方を向きながら座った。

ん?なぜこちらを向いて座ったんだ…!
髪を梳かすって言ってるんだから、普通は後ろ向くよね?え、なに?何か言いたいことでもあったのかな?

そんな事を思っている間も、小狐丸はじーっと私を見ていた。


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