第4章 粟田口
?「俺っちも…?」
?「……どうする?薬研」
手入れをするか悩んでる二人。
すると、廊下から足音が聞こえた。
蛍丸「主…!誰か来たよ!」
愛染「ややこしくなる前に早く引いたほうがいいいんじゃねぇか!?」
『ま、まじか!くっそ…あと少しだったのに…!じゃあそこの二人!気が向いたら審神者部屋に来て?いつでも手入れするから!んじゃあね、みんな!』
明石「いきましょいきましょ」
そう言い残して、私と来派は粟田口部屋から出たが…
?「…!審神者!!」
『あ、やべ…逃げろー!!』
襖から出る際に出くわしてしまった…刀剣に!
私たちは捕まる前にダッシュで逃げた。
『はぁ、はぁ、みんな流石に足早いなぁ…!』
猛ダッシュで逃げてきたせいで私の息切れは半端ない。
さっき手入れしたのもだいぶ体力削られてるからね、うん
みんな私が着いてきてると思ってるのか、どんどんと距離が離れていく。
『ちょ、待ってみんなっ…ぎゃっ!!』
来派を呼ぼうとすれば、いきなり腕を引っ張られ知らない部屋に引き込まれ変な声が出てしまった。