第22章 蔵に纏る霊力
宗三「空いている部屋なんてありましたか?」
数珠丸「あ…、ありました。少し離れではありますが、そこで良ければ…」
『まじか!私の部屋も離れだから近くていいかもね!じゃあ、とりあえず空き部屋に行ってみよっか』
にっかり「そうだね。まぁ、主が綺麗にしてくれたからきっと部屋も綺麗だろうね」
大典太「すまないな。恩に着る」
ソハヤ「俺達にも部屋があるなんて、なんか変な感じすんなぁ…」
そんなことを話ながら、私達は空き部屋へと向かった。
〜 空き部屋 〜
『おぉ、綺麗だね〜……』
空き部屋に着けば中を見渡した。
すると新品のように綺麗で私は感動してしまった
そして割と広い!
大典太「俺なんかが、こんな立派な部屋を使っていいのか?」
『もちろん!好きに使ってくれていいよ!』
私の言葉に嬉しそうに少しだけ微笑んだ2人。
その顔を見て私は少しだけホッとした
数珠丸「一件落着ですね。では、私達はこれで…」
にっかり「あ、入浴剤はお風呂場に置いておくよ」
『ありがと〜、みんなお疲れ様ね?』
宗三「はぁ、少し疲れました…では、少し休んできます」
3人は空き部屋を出て自室へと戻って行った。
私もとりあえず部屋に戻ろうかな…叫び過ぎて疲れたし
『2人とも、昼ご飯出来たら呼びに来るから部屋でゆっくりしててくれる?』
ソハヤ「あぁ、少し部屋で休むぜ」
大典太「あんたも、少し休んでこい」
はぁん、いい子……
胸きゅんしちゃったよ…
私はお言葉に甘えて自室に戻ることにした。