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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第22章 蔵に纏る霊力





?「……俺たちを連れ帰ってどうする気だ」


反応を変えずに、真顔のままこちらを見てきた。

なんだと……!ブリっ子が効かないだと……!?
あ、ブリっ子って可愛い子がやるからいいのであって、私みたいな平凡な子がやってもキュンとしないのね……納得。

寧ろ内心で「え、こいつキモ」とか思われてないかな?大丈夫かな?第一印象って大切だからね!!


『何もしないよ?ただ、幸せな暮らしを…』


?「そんなの…無理だ。俺には、鳥すら寄り付かない……如何せんこの霊力が強いばかりに…だから共存なんて無理に決まっている。…封印されるべき剣なんだ」


苦しそうな顔をしながら話す彼。
私は抜けた腰を引きずりながら彼を優しく抱きしめた。

すると、もう1人が私を引き離そうとしてきた。


?「!…おい、触んなよ……!」


宗三「貴方は少し静かにしていて下さい」


私に掴みかかりそうなもう1人を宗三が止めてくれた。

私は未だに長髪めの彼を抱きしめていた。
すると、相手は驚いたのか硬直してしまった


『……封印されるべき剣ってことは…触れられないってことだよね?…私触れられるんだけど……なんで!?』


数珠丸「……主は神力と共に霊力も多少は持っているのかも知れません」


『え、そうなの!?私凄くない!?』


にっかり「まぁ、色んな意味で凄いよ…君は」


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