第22章 蔵に纏る霊力
?「なんだ…あんた」
『しゃ、しゃべったぁぁぁぁ…!あの、ごめんなさい…別に荒らしに来た訳じゃなくって……っ』
あまりの恐怖に腰を抜かしてその場から動けなくなり、更に恐怖感を覚えポロポロと涙を零すなまえ。
その様子に困ったような顔をした彼
?「おい……」
?「ん…どうしたんだ?って……人間…?」
あまりの喧しさに、目を覚ましたもう1人の人物
なまえを見ながら不思議そうな顔をしていた
?「誰だ?…って、なんで泣いてんだよ…」
?「俺にもわからない。変な女と言うことはよく分かる……」
そんな中、泣いてるなまえを気にして3人が寄ってきた。
宗三「どうしたんですか、そんなに泣き喚いて…」
数珠丸「何か霊でも、見えましたか?」
にっかり「……君たち…!」
にっかりは、座り込んでいた2人を見れば目を見開いた。
そのにっかりの反応に宗三も数珠丸もそちらに目を向けた。
宗三「……刀…?」
数珠丸「私達と同じ、刀剣男士と見えます…ですが…私達と比べると、とても霊力が強いですね……」
『ぐずっ……え?刀剣男士……?』
?「……何しに来た」
にっかり「いや、ずっと霊力の強さが気になっていてね…やっと霊力の正体を暴けたって所かな」
?「満足したなら帰れ……」
冷たく言い放すと、こちらを睨みつけてきた2人。