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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第22章 蔵に纏る霊力





『うわぁ、ホコリっぽいね……』


中に入ると、しばらく使われていないのかとてもホコリっぽかった。


数珠丸「暫く使われていないのでしょう……」


宗三「こんな汚い場所に…霊力を放つ何かがあるのでしょうか……」


にっかり「この奥から霊力を感じるね…ビンビンと」


薄暗く、ホコリっぽい蔵の奥に来れば再び扉を見つけた。


『……うわ、怖い……この扉開けた途端お化けが襲ってきたり…しないよね?』


数珠丸「霊なら有り得ますが、お化けは存在しませんからそれは無いかと……」


『え?霊は襲ってくる確率ある?』


数珠丸「えぇ、霊なら有り得ます」


えええ、怖い怖い怖い怖い!
霊に憑依されたりしたら…どどどうしよう!!!


『やっぱり私…帰りたいんだけど……!』


宗三「ここまで来て何を言ってるんですか…逃がしませんからね」


そう言って宗三は私が逃げないように腕をガッチリと掴んできた。

おい、その細身のどこからこんな強い力を出しているんだ宗三……ある意味怖いよ…。


にっかり「さて、そろそろ開けるよ?」


数珠丸「えぇ、どうぞ」


にっかりはゆっくりと立て付けの悪い扉を開けた。
すると中は更に薄暗く、たくさんの荷物が置かれていた。


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