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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第22章 蔵に纏る霊力





『それで、今でも霊力は出てるの?』


にっかり「あぁ、それはそれは……たっぷりとね」


言い方がいちいち危ないんだよな…にっかり。
なんか亀甲と似てる気がしなくもない。


数珠丸「蔵に行かれるなら、私達もお供します」


『まじか!それは助かるよ〜、本当はさ…ちょっぴり怖かったんだよね……』


宗三「怖いのに行くんですか?……なんていうんでしょう…ドエムってやつですか?」


『違うわ!ドMは亀甲だけで充分!』


何を言い出すかと思えば…ドM扱いされた……最悪
亀甲と同じ路線は歩みたくないよ…あんなド変態……!


にっかり「まぁまぁ。それじゃ、気の変わらない内に蔵に向かおうか」


数珠丸「そうですね。主の気が変わらない内に、今まで気にかかっていた霊力の正体を暴いてしまいましょう」


そう言って2人は立ち上がった。
そして私も釣られて立ち上がる


『よし!蔵にレッツゴーだ!』


私を含め3人は立ち上がったが、宗三が立つ気配がなかった。


『宗三?行かないの?』


宗三「面倒なので、待ってます」


『……もしかして、怖いの?』


宗三「…!違いますよ…貴女と一緒にしないでいただきたいですね」


『じゃあ行こうよ!人数多い方が怖くないし!』


宗三「……はぁ、しかたないですね…早く済ませましょう」


『ありがとう宗三!じゃあ、蔵の謎解き隊出陣だ!』


1人で手を天上に掲げるが、3人は真顔のまま私を見てきた。
その目線やめてほしい、もっと乗りよく行こうよ…君たち…


そんなこんなで、私達は蔵へと向かった。


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