第4章 粟田口
?「ボクは乱藤四郎…」
少し俯き気味に名前を教えてくれた女の子。
『乱ちゃんね!名前教えてくれてありがとう!では、パパッと手入れするねっ』
手入れすると伝えてから小さい身体を支えながら口付けをして神力を注いで傷を治していく。
乱「んん……」
口付けをすればぎゅっと目を閉じて耐える乱。
まさかこの私が女の子とキスをする日が来るなんて…
未来ってわからないわね~、うん←
暫くして傷が治れば唇をゆっくり離した。
『よし、治った。他に痛いところはない?』
乱「すごい…全然痛みがない…!」
『良かった…ほんと良かったよ~!』
乱「ありがとう主さん!!!」
礼を言いながら私に抱き着いてくる乱ちゃん
あぁ、ロリも可愛いなぁ…
『可愛いなぁ…あぁ、ここは天国か…』
蛍丸「……主」
『ほ、ほたるん…なんか顔怖いよ…?』
短刀を可愛い可愛いと可愛がってたら蛍丸さんがとてもお怒りです。顔が怖いです、はい。
蛍丸「…………主のバカ」
『……ほたるん、嫉妬か!可愛いなぁ、本当に!後でめちゃくちゃに可愛がってやるから覚悟しとけよ』
蛍丸「…別に嫉妬なんてしてないよ」
顔を赤らめながらそっぽむく蛍丸。
可愛い…もう私の心は持ちそうにありません