第4章 粟田口
安心したように、五虎退がこちらを見て微笑んだ。
五虎退「ありがとうございました…もう痛くありません…」
『よしよし、いい子だ~可愛いなぁ…』
五虎退「えへへ…暖かいです…」
お礼を言ってくる五虎退ちゃんを撫でながら抱きしめた。
すると五虎退は嬉しそうにはにかんだ。
?「ちょっと…本当に信じていいの…?」
五虎退「…こんなに暖かい神気、今まで味わったことないです…。この人の神気からも伝わってきます…前任とは違うこと…」
ほうほう、私の神気はそんなに暖かいのかぁ…
包容力アップしたかしら…←
?「なら…ボクも手入れしてよ」
?「おい…お前まで…」
こちらを見ながら近寄ってきた女の子。
刀剣男子しかいないと聞いてはいたが…
まさか刀剣女子も居たとは…興味深い…!
それにボクっ子とか俺得ーーーーー!!!!!
?「ねぇ、聞いてる?」
『あ、すみません、聞いてます!では…お言葉に甘えて手入れさせてもらいます!』
蛍丸「主の言葉が変なのは気のせい?」
明石「元々変わってはりますからねぇ」
愛染「変だからこそ心を許しやすいのかもなぁ」
暇になっている来派組は主について貶してるのか褒めてるのかわからない会話をしていた。