• テキストサイズ

【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第4章 粟田口




?「…あんな酷い目にあった来派が審神者に付くなんて…アンタ、何者だ?」


黒髪の低い声のショタがこちらを見ながら問いかけてきた。


『え、何者…?私はごく普通の一般人だよ?何者でもございません』


なんだか重たい雰囲気の中、口を開いたのは鯰尾だった。


鯰尾「…とりあえず、話は後にして手入れしてもらおう!」


?「ボク…本当は、痛くてもう嫌だったんです……毎日…辛くて…うぅ…」


?「五虎退……」


痛くて嫌だと泣いている白髪の子は五虎退と言うらしい。


『よし、じゃあ五虎退ちゃん!君から手入れしよう!』


そういって五虎退に近づき肩を優しく掴めば顔を見た。


五虎退「えっ…手入れしてくれるんですか…?」


『もちろんだよ!もう痛い思いなんてさせないからね…』


優しく五虎退の頭を撫でては優しく口付けした。


五虎退「………!」


?「お前…!何してっ…」


今にもかかってきそうな黒髪の子を鯰尾が止める。


鯰尾「これが手入れなんだよ」


?「……っ」


鯰尾の言葉に下を向く黒髪ショタ。


『……ん』


接吻をしてる間、どんどんと痛々しい傷が治っていく。


それにしても唇が柔らかいな…ショタは…
あ、やましい気持ちはありません…!!←


そしてゆっくりと唇を離した。


『あい、治った!』


五虎退「わぁ…もう痛くないです…」


涙目のまま自分の体を見てホッとしている五虎退。
私もその姿にホッとした。


/ 1220ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp