第4章 粟田口
暫く歩くと鯰尾と骨喰が一つの部屋に入っていった。
骨喰「今戻った」
鯰尾「ただいまー」
私と来派はまだ中には入らず、襖から部屋の中を少しだけ覗くと、小さいショタがたくさんいた。
?「…!?お前ら、なんで…」
骨喰「ごめん…でも、前任とはまるで違う人だった…」
骨喰の言葉みんなが顔を歪めた。
鯰尾「だから、兄弟たちも治してもらおうと思って…連れてきた」
そう伝えると鯰尾は私たちが居る襖の方を見た。
『ん?これは今出ていくべき?なんか入りずらいんだけど』
明石「今入らへんかったら、ますます入りづらくなるんちゃいます?」
『ですよね…うん、入ろう』
明石に背中を押されて部屋の中へとゆっくり入った。
すると私の姿を見たショタは怯えてるようだった。
『えっと…新しく審神者になったものです…いや、審神者ってゆうか、皆を幸せにするために来ました!だから前任みたいなことはしません!神に誓っても!!!』
私の言葉に疑うようなまなざしを向けるショタさん達。
だが、いきなりショタ達の眼差しが変わった。
その視線は私ではなく、来派へと向けられた。
?「なんで来派が?」
?「それに手入れ済み…」
疑問をほろほろと口にするショタ達。
蛍丸「俺たちは主側だから」
蛍丸の言葉にショタ達は言葉を失った。