第20章 癒しの時間
江雪「そろそろ寝ますよ…」
小夜「………」
部屋に戻りたくなさそうに俯く小夜
やばいな、可愛いなまじで……
『小夜ちゃん?お兄ちゃん迎えに来たよ?また今度一緒に寝ようね?』
小夜「また一緒に寝るって……約束、だからね」
私を見上げながら、自分の小指を差し出してくる小夜
そんな小夜ちゃんの姿に私は耐えきれずに宗三と江雪に近付いて一言。
『あのー、小夜ちゃんを嫁にくださi』
宗三「あげませんよ、何を言ってるんですか貴女は」
私の言葉を遮るように即答してくる宗三
お兄ちゃん、怖いです…!
『小夜ちゃん、また明日愛し合おうね…』
宗三「お小夜を汚さないでください」
『まだ汚してません、これからでs』
宗三「…………」
言葉にならない殺気が出てます宗三さんん!!
怖い怖い…相手にしたらダメなやつだ……←
小夜「主、またね…」
『あ、うん!小夜ちゃんまたね!』
そして小夜は兄達と一緒に部屋に帰っていった。
すると入れ替わりで明石と岩融が広間に来た。
岩融「今剣は居るかー?そろそろ寝るんだが…」
明石「蛍に国俊、もう寝はりますよ」
保護者率が半端ねぇええ……←
本当にショタは愛されポジションね…素敵、なんて内心で思った。