第20章 癒しの時間
一期をみんなで見送れば、いきなり博多が口を開いた。
博多「…今日は主が一緒に寝てくれると?」
『え?一緒に寝ていいの!?』
薬研「何でそんなに嬉しそうなんだよ」
『だって可愛い子と寝れるとか幸せじゃないか!』
五虎退「主様と寝れるなら、嬉しいですね…!」
包丁「俺も、いい子いい子されながら主と寝たいぞ!」
何故だか知らないが、博多の一言から私が一緒に寝る流れになっている。
私がお願いされたのは、寝かし付けてくれって言われただけで一緒に寝てくれとは言われてないんだが…←
これで一緒に寝てたら一期にお覚悟されるんじゃないの?
「私の弟に手を出すなぁぁあ!」とかって言われてミンチにされないかな?大丈夫?
小夜「俺も一緒に寝たいけど…兄様が待ってるから部屋に戻らなきゃいけない……」
今剣「ぼくも、岩融がへやでまってるのでいかなきゃです……」
行かなきゃと言いながらも、すごく残念そうな顔をしている2人。
なんだ、誘ってんのか……!
そんなことを考えていれば、広間に誰かが入ってきた。
宗三「お小夜は居ますか?」
小夜「兄様…」
待って、小夜ちゃん……
お兄ちゃん来たのに何その顔……
「は?なんで来たの?」みたいな顔してるんだけど!
やめてあげて!お兄ちゃん泣いちゃうから…!
私がお兄ちゃんだったら泣くよ、完全に!←