第19章 刀剣だって性欲あるよ
はぁ、ほんと…まんばくんに嫌われた訳じゃなくて良かった…。
こんなに皆に嫌われることが怖いんだなぁ……なんか今回で身に染みてわかったかも。
私はあれから、服を着直してまんばくんに一声かけてから部屋を後にした。
疲れを癒すためにもお風呂に入ろうと思い、着替えとタオルを持ちに部屋に向かっている最中だ。
すると、廊下の曲がり角で可愛いショタ達に会った。
乱「あ!主さんだ!」
『おお、可愛い子ちゃん達〜!みんな揃って何処にいくの?』
秋田「今からお風呂に行くんです!」
『え?奇遇だね、私も今からお風呂に行くところだったんだよ!』
蛍丸「じゃあ一緒に入ろ?」
…………ショタとお風呂…
えっ、いいのかな…これ。
ショタとお風呂なんて、私ほんとに逮捕されたりしないかな!?
ここだけの秘密にしたら捕まらないよね…うん!
『よし、入ろう!』
今剣「やったー!あるじさまと、おふろにはいれるなんて…嬉しいです!」
ああ……なんて可愛いんだ……
一緒にお風呂入れて嬉しいなんて…ショタが言うから可愛いんだよね…これで亀甲とかが言ってきたら気持ち悪すぎるよね。
危ない匂いしかしないもんね
『私も楽しみだ…背中流してあげるね!あ、私着替え取ってくるからちょっとだけ待っててくれる?すぐ取ってくるから!』
小夜「うん、待ってる。暗いから転ばないようにね」
小夜…天使か、お前は天使なのかぁぁあ!
もう抱きたい。ぎゅっとしたい、可愛い。
『ありがとう小夜!ダッシュで行ってくるからー!』
私は小走りで部屋へと向かった。
平野「主様は元気ですね」
前田「転ばなければいいですけど」
そんな他愛のない話をしているショタ達であった。