第18章 刀の顕現作業
『何聞いてんの、亀甲貞宗』
そんな私を無視して鶴丸は口を開いた。
鶴丸「そうだなぁ。主は比較的小さいヤツらには優しいが、何故か俺には冷たい…まぁたまに優しい所にドキッとするけどなっ」
亀甲「ならぼくは小さく無いから、ご主人様に沢山罵られるね…これから楽しみだよ!」
おい、待てよ、まじで
なんで私が成人男性を好き好んで罵らねばいかんのだ……!!!
おかしいでしょ?ねぇ亀甲貞宗、お前はおかしい。←
そんでもって、鶴丸が可愛く見えちゃう私もおかしい。
『亀甲貞宗、楽しみにしないで。私は罵る行為なんて知らないよ、何故なら純粋だからだ』
鶴丸「主が純粋…?それないだろ」
『鶴丸、殴っていい?』
鶴丸「な、なぜそうなるんだ!」
『私が純粋って言ったら否定しないで賛同してくれたらいいんだよ!それをいちいち否定してきやがって…蛍丸に言われるなら許すけど!』
小さい子に言われるならまだ許せるよ
だって可愛いし可愛いし可愛いし!!!
身長が175以上あるやつに言われても……可愛さが、無い!
そんなことを考えていれば、亀甲が横から抱きついてきた。
亀甲「ご主人様…殴るならぼくを!」
『いや、ほんっとやめて下さい。頼むから』
私の気苦労は耐えません
この亀甲貞宗を他の刀剣男士に預けよう、そうしよう。