第18章 刀の顕現作業
『不動?なんでそこで横になるのかな?』
不動「んー?何か顕現されてあんたと話してホッとしたから」
『そ、そうなんだ…まぁ、ゆっくり休んでていいよ』
ほう、ホッとすると横になるのか…!
力が抜けた的な感じなのかな?うん
後で不動の部屋も考えなきゃな!!
とりあえず不動は休ませておいて……残りの1振りも顕現しようかな…
短刀よりは長いから打刀?
『……どんな子が出てくるかな…』
私は、神力軽減のお札と共に刀に力を込めた。
すると、先程同様光と共に桜がふわりと舞った
?「ふふふ……、君がぼくのご主人様かい?」
出てきたのは、メガネをかけた超絶美形な子だった。
なんだ、この美形は……!
やっぱり刀剣男士って美形しかいないのか…何だか私は自分の存在が可哀想に見えてきたよ…うん。
『あ、えーっと……私はここの審神者です、よろしくね?名前聞いてもいいかな?』
?「あぁ、ぼくの名前は亀甲貞宗。無銘刀だけど、ご主人様に見ていてもらえるように頑張るよ」
『無銘とか私は気にしないし、あんまり分からないから大丈夫!これからよろしくね?亀甲』
無銘とか言われても全く分からない…!
だがしかし、私はバカではないんだ
バカじゃないけど歴史に疎いだけなんだよ、うん
あぁ、なんか蛍丸にバカって言われたのを思い出す……蛍丸何やってるんだろう……今頃…。