第18章 刀の顕現作業
後藤「あ。なぁ、俺もチビ達に会いたい」
一期「あぁ、もちろん会わせるよ。皆、今は庭で遊んでいるから後で行こうか」
『え?今行ってきていいよ?』
一期「でも、残りの顕現は……」
どうやら残りの顕現も付き添いをしてくれようとしているらしい。
でも何だかいい子ばっかりで顕現するの怖くなくなった…!
だから、一期と後藤を皆の所へ行かせてあげよう。
『私は大丈夫だよ!だから兄弟同士の時間を楽しんできて?』
一瞬、一期が困ったような顔をしたがすぐ笑顔に戻り首を立てに振った
一期「ありがとうございます。少し主殿が心配ではありますが……お言葉に甘えて戻らせていただきますね。では、何かあったらいつでも呼んでください」
後藤「ありがとうな、大将!また話しに来るからな!」
そう言い残して、部屋から出ていった2振り。
取り残された私は、再び刀に目をやり短刀に手をかけた。
『大丈夫とは言っても……やっぱりビビるな…。と、とりあえず、小さい刀から顕現すれば大丈夫なはず!』
私は恐怖心があるものの、短刀にお札を乗せれば顕現するイメージを再びイメージした。
すると、先程同様に光と同時に桜がふわりと待って刀剣男士が現れた。