第18章 刀の顕現作業
……ん?今なんて言った?
可愛い大将って言われた?
言われたよね!?聞き間違いじゃないよね!?
うわあ、何この子、好きです←
『後藤〜、なんていい子なんだ……!!』
私はたまらずに、後藤の頭を撫で回した。
すると、後藤はびっくりしたような顔をしたが恥ずかしそうに私の手を振り払った
後藤「やめろって…、子供じゃないんだからな!」
え?子供だよね?背は高めだけどやっぱり子供だよね?←
脇差の鯰尾とか骨喰とかと較べても…やっぱり幼いような……
あ、でもさっきでっかくなりたいとか言ってたな…短刀は短刀でもそうゆうお年頃なのね、後藤は←
『だって後藤がいい子だからつい!可愛い大将とか言ってくれたし!』
後藤「…可愛い大将……なんか今になってすげぇ恥ずかしくなってきた…」
後藤は自分で言った言葉を思い出せば、頬を赤らめ恥ずかしそうに頬を掻いた。
一期「後藤の言う通り、主殿の可愛らしいですからね」
『な、何言ってんの!急に!』
一期「事実を述べた迄です。皆さん同じことを思っていると思いますよ?」
『……恥ずかしいから止めよう?うん』
一期「主殿は案外照れ屋さんなのですな」
『う、うるさい!!』
顔が熱くなるのが自分でもわかった。
それを優しげな目付きで見ている一期だった