第18章 刀の顕現作業
『ありがとうこんのすけぇえ!!!愛してる!』
私はこんのすけをぎゅっと強く抱きしめた。
こんのすけ「あ、主様ー!こんのすけが潰れますよ!」
『ごめんごめん、つい。これで残りの粟田口も顕現できるし…本当に安心した!って事で一期、今から部屋に来れる?』
お札を握りながら、一期に声をかければ一期は優しげな笑みを浮かべた。
一期「はい、もちろん」
『ありがとう!じゃあ行こっか!』
一期「はい。では薬研、弟達のことは任せたよ」
薬研「あぁ、任せとけ」
その後、薬研と別れ私達は審神者へと向かった。
すると、一期が声を掛けてきた
一期「まさか、兄弟が揃う日が来るなんて…夢にも思いませんでした」
『そうだよね…、でもみんな無事で良かったよ本当に』
一期「はい。折られていないのが、何よりも救いですな」
安心したような表情をしながら穏やかに笑う一期。
きっと相当弟達の心配をしていたんだなぁと思わせるような表情だった。
本当、お兄ちゃんの鏡だ……一期…。
むしろ私のお兄ちゃんにもなってほしいくらいだよ←
一期と小話をしていれば、あっという間に審神者へと着き中へと入った