第18章 刀の顕現作業
すると、一期は嬉しそうな顔をした。
一期「そうだったんですな…主殿、ありがとうございます」
嬉しそうに笑う一期の顔を見て、やっぱり会わせて良かったなと改めて思った。
博多「これから俺たちもよろしく頼むたいっ」
信濃「俺も。秘蔵っ子だけど、今日からよろしく」
2人の言葉に短刀の皆も嬉しそうに笑い2人に近寄った。
小さい子達が馴れ合ってる……あぁ、可愛い…!
そんな事を考えていると一期と薬研が私のそばに来た。
一期「兄弟が揃っているとは知っていたのですが、まさかあの小屋に居たとは…さすが主殿ですな」
『いや、刀を見つけられたのも包丁が教えてくれたお陰だよ?私1人じゃ刀なんて見つけられないし』
薬研「でも、顕現したのは大将だろ?また倒れられちゃ困るし、仕事も程々にな」
そういって、薬研は手を伸ばして私の頭を撫でてくれる。
自分より背が高い私を撫でる気持ちはどんな気持ちなんだろうか…薬研←
言ったら怒りそうだから言えないけど!
でもショタに撫でられるとか最高にキュンキュンする……!
『あ、ありがとう…薬研』
薬研「まぁ、倒れたら俺っちが看病してやるから倒れてくれてもいいんだぜ?」
『いえ、絶対に倒れないようにします』
倒れてたまるか!
薬研の言い方には深みがあるんだよ…色気が危ないから、ほんと。