第4章 粟田口
明石「自分ら、新しい主はんに助けてもらったんですわ」
そう言いながら明石が私の方を抱きながら話す。
その姿を見た襲ってきた二人は私を睨みつけた。
?「…来派の皆さんに何かしたんですか?」
『へ?』
黒髪の子の問いに間抜けな声を出してしまった。
はて…私が何かできる様な人間に見えるのか…
?「…反応次第では斬る…」
再び白い髪の子が刀を構えてきた。
も、もしかして…接吻で手入れしたことがばれて…この子たちが怒ってるのか!?
いや、誤解だ…決してやましい気持ちなんてないんだ!
『すすすすみません!いや…私はただ来派の方々を手入れをしただけで…別にやましい気持ちがあったわけではなく…ただの手入れなんです、ごめんなさい!!!』
慌ててその場で土下座をして説明を必死にした。
?「…やましい?」
?「土下座…って、本当にこの人が審神者…?」
愛染「んまぁ…変わってるけど、新しい審神者ってやつだな」
蛍丸「疑うとこすらないよ。だって…主、裏表ないしバカだもん」
明石「自分らは主はんに着いていくって決めたんで」
褒めてんのか貶してんのかわからない言葉を発する蛍丸。
そしていつまで肩を抱いている明石!!!