第18章 刀の顕現作業
『それじゃ、この刀に決めた!顕現するよっ』
私は顕現する刀を選んで手に握れば博多と長谷部に声をかけた。
博多「へへっ、兄弟に会えるのが楽しみたい」
長谷部「主、無理をしない程度に…」
博多は楽しそうに笑っている
そして長谷部は私の心配をしてくれてる…なんたるいい子。何度いい子だと思ったことか……!
まぁ、いいや。顕現しよう
『ではでは……』
私は刀を両手に持ちながら、顕現するイメージをした。
すると、博多同様に光と共に桜が舞って刀剣男子が出てきた。
?「俺、信濃藤四郎。藤四郎兄弟の中でも、秘蔵っ子だよ」
出てきたのは赤髪のショタだった。
秘蔵っ子ってなんぞや?←
『あ、私は審神者のなまえです!よろしくね、信濃!』
信濃「俺の大将?」
首をかしげながら私を見てくる信濃。
今、大将って言った?大将って言ったよね?
薬研と同じ呼び方……危険か?危険なのか?
『そ、そうだよ?』
信濃「…………懐、入ってもいい?」
『……………………え?』
え?懐入っていいってどゆこと?
やっぱり危ない系ショタなのか……!!!
私が内心でそんなことを考えていると、いきなり信濃が強めに抱きついてきた。