第18章 刀の顕現作業
『もしかして、キスの手入れ?』
長谷部「……はい」
まじか…こんな私にキスされて嫌じゃないのかなこの子……。
手入れ終わってから「うっわー、審神者にキスされたー、きったねー、洗ってこなきゃ!」とか言わないよね?大丈夫だよね?
それ言われたら泣くからね!?
『長谷部がいいなら私はいいけど……、いきなりどうして?』
長谷部がキスを求めるようなキャラではないと思う
いきなりなんでキスで手入れしてと言ってきたのか不思議に思った。
長谷部「宴で、主が蜂須賀の奴とキスしているのを見て…不覚にも羨ましいなんて思ってしまい…。あっ、別に主に下心があるわけでは……!ただ、手入れされるなら主に直接されたいと思いまして……」
なんだこいつぅぅぅぅぅぅぅうう!!!
可愛いな、ほんとに!なんなんだよ!!!
下心ないんですとか釈明してるとこも可愛いな…
可愛いからちゅっちゅしちゃうぞ、まじで←
『長谷部、蜂須賀に嫉妬してたのかぁ』
長谷部「えっ…あ、まぁ……少しだけ」
可愛いすぎだろ、なんなんだよマジで
なに、わざと?わざとなの?
私は長谷部に可愛いと言いそうになったが、ぐっと堪えた。
『そっかぁ、嬉しい!じゃあ長谷部もチューで手入れしてあげるよ!』
再び座れば長谷部の肩に手を置いてじっと見つめた。
すると長谷部は頬を少し赤らめながら目を合わせてきた