第4章 粟田口
明石「?主はん顔色悪いけど…?」
愛染「えっ、大丈夫なのか!?」
明石の言葉に愛染と蛍丸が心配そうにこちらを見てきた。
『え…あ、うん!大丈夫大丈夫!明石に殺られそうなことを思い出して…再び警戒心を高めただけよ!』
そういうと、明石が悲しげな顔をした。
明石「まだ自分の事警戒してはるん?」
『あ、そうゆうことじゃなくて…!これから会う刀剣男子への警戒心を強めないと危ないなって思って!』
蛍丸「主って意外と無防備だから襲われやすそう」
愛染「確かに。明石に刀向けられた時もなんの反応もしないし固まってるし?」
『え、刀向けられて何か反応を起こせるほうがビックリだよ!私のは普通の反応だから!』
笑いながら私の話を聞いてくれる来派様方!
心を打ち解けたらこんなにもいい子なんだもんな…
もっと懐かれたいぞ私は!
そんなほのぼのした雰囲気に突然の乱入者が私の目の前から刀を構えながらこちらに走ってきた。