第17章 初めての鍛刀
本丸に戻ってきた私達。
とりあえず審神者部屋へと刀を運んだ。
『よし、じゃあとりあえずここに降ろしていいよ!』
包丁「わかったぞ!」
部屋に付けば、持ってきた5振りを畳へと降ろした。
『えーっと…これって一気に顕現させた方がいいのかな?』
包丁「一気に顕現?なんか疲れそうだぞ…」
刀は、短刀が多いが……
顕現するのにどんくらい力を使うんだろう…
『んー、こんのすけに話を聞いてから顕現しようかなぁ。顕現するの待っててくれる?』
包丁「おう!いつでも待ってるぞ!」
聞き分けのいい子だ…
早く顕現してあげよう…
きっと顕現されてないから人間は恨んでないはず……多分!
あ、でも放置されてたから恨んでるかもしれない!
やっぱり顕現する時は誰かに付き添いを頼もう……
『じゃあ刀は審神者に置いておくね?この後はどうしよっか…』
包丁「んー、俺はお菓子を食べに部屋に戻るぞ!」
『まじで?私も一緒に行っていい?』
可愛い子とお菓子食べたい……一緒に←
包丁「もちろん!じゃあ俺の部屋に行こう!」
『おー!』
そう言って、粟田口の部屋へと私達は向かった。