第17章 初めての鍛刀
あれから私達は外に聳え立つ小屋に向かっている。
『そういえば、他の刀って何振りくらいあったの?』
包丁「んー…多分3振り以上あったようなぁ……」
顎に手を当てながら考える素振りをする包丁。
とりあえず可愛いです、はい
『3振り以上かぁ…顕現するのに勇気がいるね…』
あれ?そういえば何で包丁は顕現されてるんだ?
『って……なんで包丁は顕現されてるの?』
包丁「ん〜、俺にもわからない!気付いたら人の形になってたからな!」
『そ、そうなのか…』
化学反応的な何かが起きたのかな?
不思議なこともあるもんだ!←
そんなこんな話をしながら歩いていれば、大きめの小屋に到着した。
包丁「ここに刀がいるぞ!」
そういって、小屋の扉を開けた包丁
そんな包丁に続いて私は中へと入った。
『うわぁ、薄暗いし埃っぽいね……』
包丁「そうかぁ?俺はずっとここに居たから気にならないぞ?それに、人妻がたくさん載ってる本もあったから、退屈しなかった!」
小屋に慣れているのか、奥に進めば人妻の本を私に見せびらかせてきた。
『…………え?』
ん?人妻がたくさん載ってる本……だと?
そんなものショタが見てたのかぁぁあ!!!
ダメでしょ!絶対にR18指定のでしょ、それ!!