第17章 初めての鍛刀
『今から鍛刀しようかなって思ってたところだよ!』
包丁「えー、さっきまで俺と小屋に行って刀の顕現を…んぐっ…!」
『包丁~、後でお菓子あげるね~?だからちょっと黙ろうか』
正直に話し出す包丁の口を手で塞いだ。
すると少し暴れていたが、お菓子と言った途端動きが止まり大人しくなった。
お菓子で釣れるって、こういう時楽だよね…←
そんな姿を見て、今剣は不思議そうな顔をしている。
『今剣、一緒に鍛刀部屋に行こうか?』
今剣「いいんですかぁ!?」
『もちろん!私1人じゃ心細いし…ね?』
1人で鍛刀なんて無理だよ?
いきなり岩融出てきて突かれたら終わりよ?
だからもちろん今剣は強制的に連れて行きます、はい
今剣「うれしいです!じゃあ、ぼくが鍛刀部屋まであんないします!」
『まじか…!ありがとう~助かるよ…あ、包丁も来る?』
私は包丁の口から手を離して訪ねた。
すると不満そうにこちらを見上げてきた。
包丁「小屋にはいつ行くんだ?」
『んー、あ、鍛刀終わったら行こう!約束!』
包丁「わかった~…あ、お菓子も忘れるなよ!」
『はい、承知しました~。じゃあ今剣、案内お願いね?』
今剣「はい!ませてください!!」
こうして私と今剣と包丁で鍛刀部屋へと向かった。