第16章 酔い潰れにはご注意
『うん、そうだね…頑張って仕事熟すよ!』
とりあえず私が今やらなくてはならない事は全力でやろう…可愛い刀剣男子たちの為に!!
日々これ精進!!!
数珠丸「何かあれば、私もお手伝いしましょう」
薄く微笑みながらこちらを見てくる数珠丸
やっぱり本当はいい子なんだよな…まじで
『ありがとう…!何かあったらお願いするね!』
数珠丸「えぇ、いつでも」
そんな話をしていると包丁が話しかけてきた。
包丁「ねぇねぇ、もうお菓子食べ終わったぞー?」
『おぉ…早いね』
流石はお菓子好き…食べるのも早い…!
あぁ、なんて可愛いんだ…
包丁「もういいだろー?早く小屋に行こうよー」
私の近くにくれば手をぐいぐいと引っ張る包丁
私は今モテ期が来ているに違いない!!!
『わかったから!そんなに引っ張らないで…!』
包丁に引っ張られながら少しだけ廊下を進むが、後ろから可愛い子に声をかけられた。
今剣「あるじさま!」
振り返ると今剣が居た。
『あ、今剣!どうした?』
今剣「きょう、岩融を鍛刀してくれるやくそくでしたよね!?」
…………………あ。
すっかり忘れてた、やっべぞ
『あ、あー…うん!!もちろん!!』
ここで「忘れてたよ~」なんて言えない…!!!
そんな事言ったら酷い審神者って認識されて…殺られてしまう…!!!
ここは、「もちろん今からやるところだったよ」アピールをしとかなくては!