第15章 宴の開幕
『いやいや、おかしいから!別に欲しくないです!』
にっかりから少し遠ざかるように後ろへと少し下がった。
するとにっかりは不気味に笑いながらこちらを見てきた
にっかり「ッフフ、そんなに照れなくても」
『いや、照れてねぇし』
つい、ツッコミをしれてしまった……
だっておかしくないか!?
私がいつ、にっかり欲しいわ〜なんて言ったのさ!
おかしいだろ!どう見ても!
数珠丸「決して、にっかりへ穢らわしい事をしないよう…お願いします」
私に向かって穢らわしいことをするなと忠告してくるじゅじゅまる……じゃなかった数珠丸。
穢らわしいことを言われてるのは私だからね!?
何でもかんでも主のせいにしたらダメだと思う!←
『穢らわしいのはにっかり青江です。なんか片手に変な玉持ってるし!』
にっかりの手に金色の玉が乗っていた。
なんだろうか、あの玉は……!
すると、にっかりはその金色の玉をイヤらしく撫で始めた。
にっかり「これは、僕がいつも大事にしている金玉だよ」
『いや、言い方気をつけて!?せめて金色の玉って言って!?なんか違う方想像しちゃうから!』
石切丸「……違う方?」
小狐丸「……」
私の言葉に、みんな自分の下半身に目をやった。
『おい、こら、待て。やめなさい!下ネタ!』
なに、下ネタ大好きなの?
さっきまで全く会話しようとしてなかったよね?
なんでいきなり会話に入ってきた!?
そしてお前ら、自分の股間を見るなぁぁぁ!!!
鶯丸「今度の審神者は変態なのだな」
小狐丸「破廉恥というやつですね…」
三日月「はっはっはっ、主もそうゆう事に興味を持ってきたのか。よきかなよきかな」
なんか勝手に変態扱いをされている。
最悪だ…私は断じて変態ではない…!!
あぁ、こいつらのせいで…昨日のまんばくんを思い出してしまったではないかぁぁ!!
『私は別に…!って、こうなったのもにっかりのせいだからね!責任取ってよね!』
にっかり「責任…ねぇ。まぁキミをそうゆう気分にさせてしまったなら、責任はとるよ」
そう言って立ち上がれば、何故かズボンを脱ごうとしているにっかり。