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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第15章 宴の開幕





ん?にっかり、ナニシテルノ?

にっかりはズボンのファスナーを開けてズボンを下げようとしていた。


『ま、まままま待てぇぇぇぇぇえ!!!責任の取る意味が違うから!やめてほんと!』


私は全力でにっかりの露出を防止した。
こんな宴でぽろりとか笑えないからね!
いや、ぽろりじゃないけどね、自主的に露出しようとしてたからね

にっかりは笑いながら私を見下ろしてきた。


にっかり「ッフフ、自分で脱がせたいのかい?」


『違うから!なんでこんな場所で脱がせなきゃいけないのっ!』


にっかり「なら場所が問題か…場所が違うなら脱がせたいんだね」


『そうゆう意味じゃないってば!』


もうだめだ。話にならない。
なぜこうなった…恨まれてる?
無理に食べさせようとしたから恨んでるの?

私は小さなため息をついた。


数珠丸「とても、楽しそうで何よりです」


『いえ、楽しくないです。必死なだけです』


三日月「はっはっは、愉快愉快。主はすぐに溶け込んでしまうなぁ、感心するぞ?」


そう言って私の頭を優しく撫でる三日月。

褒められてるんだよね、うん
溶け込んでる意味がちょっとアレなんだけど……


石切丸「…今度の審神者は、審神者らしくないね」


小狐丸「えぇ、なんと言うか…嵐のような人間ですし…ほんとにこの方が、ぬしさまだとは…」


ディスってる?
アイツら私をディスってるのか?

少し離れた所で、私の話題をしているの2人
先程よりは関心を持ってくれたようで少しだけ安心している。

私からも話しかけてみるか…。
そして私は2人に近寄り話しかけてみた。


『えーっと、小狐丸に石切丸だったよね…』


石切丸「…………」


私が声をかけると石切丸は自分の顔の前に何かを唱えるように手を構えれば、黙り込んでしまった。


『……え?』


なにしてるの、こいつ……
右腕が疼くとか言い出すの?中二病なの?

すると、暫くして石切丸は手を下ろし私の方を見て口を開いた。


石切丸「…穢れを感じられないね」


『穢れ…?』


石切丸「穢らわしい気があれば、この場で斬ってさしあげようと思ったんだけどね。その必要はないみたいだ」


え、斬り殺す気だったって!?
うわ、穢れなくて良かった…穢なしバンザイ!!!


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