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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第15章 宴の開幕





『え、私のことそんな風に言ってた子が居るの!?やばい嬉しい…後で褒めてあげよう』


同田貫「まぁ、俺たちが宴に参加したのも新しい主が気になったからだけどな」


同田貫は嬉しいことを言ってくれる。
人間が嫌いなのに…気になってくれたとか…嬉しすぎる


『ありがとう、気になってくれて…!私も会いたかったから、宴を通して会えたことがすごく嬉しいよ!』


山伏「拙僧も、新しい主に会えて嬉しいぞ!前任みたいな主じゃなくてきっと皆も安心しているはずだな」


陸奥守「はっはっ、そうじゃな!前任みたいだったら耐え切れんぜよ」


明るい顔をしてるけど…やっぱり誰もが前任を恐れていて、すごく嫌ってるのが伝わってくる。
こういう一面を見ると、幸せにしてあげたいって思いが更に強くなる。


『私はまだ此処に来たばっかりだけど、前任みたいなことは絶対にしないから…安心してほしいな。もし私が前任みたいな事をしでかしたら、即座に斬ってくれていいから!』


その言葉にポカーンとしている3振り。


同田貫「…人間でもこんな奴が居るんだな…」


陸奥守「驚きぜよ…」


驚きながらなまえを見てくる。
そんなに珍しいのだろうか…


山伏「カッカッカッ!そんな事を言える主が、刀たちに酷いことをするとは思えぬな!」


山伏は笑いながら私の肩を優しく叩いた。


陸奥守「わしらは、主を信じてみようと思うぜよ!だから、これからもこの本丸を守ってくれんき?」


『!…もちろんだよ!守るよ!』


同田貫「頼もしいな」


陸奥守「頼もしいが見た目はオナゴらしくて愛らしいしなぁ!」


山伏「拙僧もそう思うぞ!」


陸奥守は私の頭をわしゃわしゃと撫でた。

ん?ちょっと待て?
今なんか愛らしいって言われた?
オナゴらしいって言われた?


『今なんて…?』


陸奥守「ん?愛らしいって言ったんぜよ!」


わぁぁぁぁぁあ!!!
私の清楚で可愛いってゆう時代が来たぁぁぁ!!!

今までそんな愛らしいとか言われたことないし、女の子らしいとか言われたことないよ!?
あぁ…このメンバー…愛せる


『嬉しい…!もっと褒めてもいいんだよ!』


同田貫「お前は…前向きというかなんというか…」


私をバカにすることなく、優しく見守ってくれる3振り
優しい刀はありがたい…。


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