第15章 宴の開幕
『はぁ…王様になって、この子達にムフフなことをさせたかった……』
獅子王「…主が王様じゃなくて良かった〜……」
なぜかなまえの言葉にホットしている獅子王だった。
『さて、ゆっくりできたし…そろそろ他所に行こうかな!』
物吉「主様大変そうですね…頑張って下さい!何かあればお手伝いしますからね!」
ニコッと癒しの可愛い笑顔を浮かべながら気遣ってくれる優しい物吉。
あぁ、天使だ……
『ありがとう物吉…いい子いい子』
私は物吉の髪を優しく撫でた。
浦島「あー、俺も撫でられたい!」
私と物吉の姿を見ていた浦島が私の傍に近寄ってくれば頭を差し出してきた。
え、可愛すぎるでしょ…自分から来ちゃう系…!
『浦島可愛い…!よしよし』
頭を出してきた浦島の髪をわしゃわしゃと撫でた。
浦島「んー、俺あるじさんに撫でてもらうの好きだなぁ」
嬉しそうに無邪気な笑みを浮かべる浦島
あぁ、エンジェルが増えていく…
そんな姿を獅子王がじーっと見ていた。
『ん?獅子王どうしたの?』
獅子王「えっ?あ、いやー……なんでもない!」
さっと顔を逸らしながら頬をかいてる獅子王
もしかして獅子王も撫でて欲しいのかな?
『……獅子王も撫でてあげよっか?』
私の言葉にバッとこちらを向きながら頬をほんのり赤らめている獅子王
獅子王「な、何言ってんだよ!!俺は子供じゃねぇんだからな!」
『えっ?子供じゃないの!?』
獅子王「俺は大人だって!」
まぁ、刀だし私よりはみんな年上か……
はっ!ショタも私より年上なのか…!
そう考えるとちょっと怖いな……でも見た目が可愛いからショタでいいよね!考えないようにしよ、うん
『大人だって甘えたい時はあるんだぞ!ほらほら、遠慮するな〜』
私は獅子王の頭を優しくわしゃわしゃ撫でた。
すると、照れたようにふいっと顔を逸らした。
獅子王「っ……//」
『可愛いなぁ…獅子王も可愛いし、浦島も物吉も可愛いし…もう大好きだ!』
私は再び3人の頭をわしゃわしゃと撫でた。