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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第15章 宴の開幕





浦島「ぐすん……」


相当ショックだったのか泣き真似をしながらも、獅子王に差し出された料理をパクりと食べた。

なんだ…可愛いぞ…!!
やっぱりいいね……王様ゲーム……!
普段見れない刀剣男士を見られるし!


物吉「お2人とも、お疲れ様です!」


物吉は2人にお疲れ様と伝えている姿を見て律儀だと思った。
いい子なんだろうなぁ……
って、私は1回もゲームに参加できてないよ!
1度くらい王様になりたい…


『あ、私まだ1回も当たってない!』


長谷部「確かに当たってませんね…まぁ当たらない方が良さそうですけどね……主と一緒なら何でも大歓迎ですが」


『指名できないからね…それが面白いんだけど!』


浦島「なぁなぁ、あと一回やろうぜ!」


私が長谷部と話していれば、浦島がもう1回やりたいと言ってきた。


『いいよ、じゃああと1回だけね?』


浦島「やった!んじゃ回収〜」


再びくじを回収すれば混ぜ、みんなで引いた。
王様は…………


浦島「えっ?やった!俺が王様〜!」


浦島が王様になったらしい
どんな命令をしてくるのか耳を傾けていれば、とんでもないことを言い出した。


浦島「じゃあ〜……1番と5番が口にちゅーとかどう!?」


…………え?なにいってんの?
キスって…おかしいだろ!!
可愛い顔してすごいこと言うんだなこの子……


『1番と5番……え?私だ…!!』


自分のくじを見れば、1番と書かれていた。

ええええ!?まじで!?5番誰だ……できれば可愛い物吉がいい……喜んでちゅーするから…!←


蜂須賀「あ、俺が5番だ」


『え?』


まさかの金ピカピン蜂須賀虎徹ー!?
さっきの兄弟話で気まずい雰囲気だったんだよ…今もちょっと気まずい……!
なのに、き、キスするの…?しかも口に!!


長谷部「き、キス!?あ、主にそんなことは……!」


浦島「でも〜、王様の言うことは絶対だよ?」


蜂須賀「…………」


おいおいおいおい、蜂須賀!
あからさまに嫌そうな顔すんな!!!
酷くない?酷いよね?


『蜂須賀、ちゅーしてあげよう。さぁ、こっちに!』


蜂須賀「…なんでこんな人と……」


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