第15章 宴の開幕
『うん!テーブル周り終わったら飲むよ!今日はオールナイトだ!……と言いたいけど…明日もやる事があるんだよなぁ……』
大和守「一日は長いんだし、少しくらい多く寝ても大丈夫だよ」
和泉守「まぁそうだな。今日くらい気ィ抜いて楽しめよ」
『ありがとうね?じゃあ今日は楽しもうかな!』
たまにはハメを外してもいいよね
でもまだまだ飲めるのは先だなぁ……
私は遠い目をした。
加州「主、テーブル周り頑張ってね?何かあったら言ってよね?」
『あぁ、清光に応援されたら頑張れる…!』
加州「まだまだ回ってないところたくさんあるでしょ?」
『そうなんだよね…残りも頑張らなきゃいけない…』
もう結構疲れたけど、みんな優しいから安心している。
斬りかかって来るやつ居たらもうメンタル事終わるからね
それに癒しもあるから頑張れる!!!
和泉守「なら早く済まして来ちまえよ。ささっとな!」
『うん、じゃあそろそろ移動するね?みんなも楽しむんだよ?あ、清光と安定は喧嘩しないように!』
加州「主もういっちゃうんだぁ…」
堀川「楽しい時間はあっという間ですからね」
大和守「また暇になったら遊びに来てよ?」
『ありがとう!残りも頑張って来るよ〜』
みんなの言葉に元気をもらい、ふらっと立ち上がれば声をかけられた。
長曽祢「ほら、飲み物持っていけ」
紙コップに注がれたジュースを手渡され受けとった。
『ありがとう…!ほんと、なんなの…優しい』
長曽祢「あんたはよく頑張ってるからな」
『あぁ、長曽祢好きだよ……』
ほんとに優しい…さっき初対面で会ったばっかりなのにこんなに親切にしてもらって私はほんとに幸せ者だと思う。
長曽祢「いいから、もう行けよ」
『うん、また後で一緒に飲もうね!』
私はもらったジュースを片手にテーブルを移動した。