第15章 宴の開幕
私はとりあえずティッシュを鼻から外してゴミ箱に捨てた。
なんとか鼻血は止まったらしい。
『ダサいって言われたの初めてかも……これも可愛いショタのせいだよね…なんだあんなに可愛いんだろ、興奮冷めやらんわ』
私が独り言をブツブツ言っていれば、それを聞いてた清光と安定が口を挟んできた。
加州「主、俺に興奮してくれてもいいんだよ?」
大和守「いーや、清光じゃなくて僕!」
『おいおい何言ってんだ、私がショタ以外に興奮したらただの変態じゃないか!』
?「いや、ショタに興奮してる時点で変態だろ…」
?「そんなこと言ったらダメですよ…!」
私を変態扱いしてくる美形さん
そして隣で美形を止める可愛い子
ほんとなんなんだ美形のやつ、誰なんだよ
『勝手に私を変態扱いしないでください!そして、どなた?名前知りたいです、切実に』
?「なんだ?オレのこと知らないのか。オレは和泉守兼定。かっこよくて強い!最近流行りの刀だぜ?」
あ、自分でカッコイイとか言っちゃうんだ……
まぁ、美形なのは事実だから何も言えないが…←
『あ!私、流行りに興味無いんだった!』
和泉守「は…!?」
?「ははっ、今回の主は愉快だな。おれは長曽祢虎徹だ、よろしく頼む」
私の言葉に和泉守兼定は焦っている。
そして、最初に話しかけてきてくれた人は自己紹介をしてくれた
『長曽祢かぁ、これからよろしくお願いします!とりあえず、お近付きの印に身体触っていいですか?』
長曽祢「?別にいいが……」
加州「えっ、いいの!?普通断るとこだよ!?」
私は長曽祢の筋肉を触ってみたい……!
こんな立派な筋肉の人似合ったことないし!
『じゃあ、少しだけ失礼します〜……』
長曽祢の傍に移動すれば、露出してるお腹の部分の筋肉を触った。
立派なシックスパック!!
『おお…立派です……』
長曽祢「…身体なんて触られたことないからな……あんたは珍しいよ」
和泉守「やっぱりお前変態か…」
『違うぞ!断じて変態じゃないからな!!』
なんでこんな変態扱いされてるの!?
私は清楚で女の子らしいんだからな!(自称)