第15章 宴の開幕
席を立ち周りを見ていれば、会ったことない刀がたくさん居るなぁと感じた。
とりあえず最初は話慣れてる刀剣が居るテーブルがいいよね!
特にショタがいるテーブルなんて最高だよね!
そんな事を思いながら周りを見ていれば、ぴょんぴょん跳ねてこちらに手招きをしている今剣を見つけた。
今剣「あるじさまー!!」
天使が呼んでる、行くしか!
私は今剣の姿を見てそこのテーブルに即決した
『今剣〜、今日も相変わらず可愛いねぇ…よしよし』
今剣の元まで来れば今剣の頭を優しく撫でた。
今剣「えへへ、あるじさまも可愛いですよ〜!」
『…あぁ…そんなこと言ってくれるの今剣だけだよ…、ほんと可愛い大好き』
今剣「ぼくもあるじさまが、だいすきですよ!」
あぁ、初っ端からショタに癒されまくって私はとても幸せです。
小夜「主……」
今剣の隣に座ってる私の隣に来れば、ツンツンと腕を触ってきた小夜ちゃん。
なに、可愛いんだけど……
『あ、小夜ちゃん!あぁ、小夜ちゃん小夜ちゃん小夜ちゃん!今剣と同じテーブルだったんだねっ!』
私は隣に来た小夜の頭を撫でながらぎゅっと優しく抱きしめた。
ほんとは潰れるくらい強く抱きしめたいんだけど、それは我慢だよね!
小夜「主が来てくれて、嬉しい…」
ほんのり頬を赤めながら嬉しげに微笑んでくれる小夜。
『くっ……あ、やばい、鼻血出そう……』
今剣「わぁあぁ!?あるじさま、鼻から鮮血が……!こ、これ使ってください…!」
『あ、ありがとう今剣…いやぁ、まさか鼻血が出ちゃうとは……』
小夜の可愛さに鼻血が出てしまったらしい私。
慌てて今剣が置いてあったティッシュを渡してくれたので私はそれを小さく丸めて鼻に突っ込んだ←
小夜「……大丈夫?」
『うん、大丈夫大丈夫、ちょっと興奮しただけ』
?「……」
?「…興奮だなんて、汚らわしいです……」
私の向かい側に座ってる奴が嫌味を言ってきた。
この2人どっかで見たような……