第3章 お仲間が増えました
愛染を撫でていれば、明石がこちらに寄ってきてこちらをジッと見てきた。
『ん?どうした…!?殺る気…!?』
明石「だから、もうそんな気はない言うてはるでしょ」
はぁ、とため息をつきながら呆れたように苦笑いしてる明石。
『じゃあ…どうしたの…?』
私はさっき刀を向けられたのがトラウマなんじゃ!
でも、もうそんな事しないって事は…懐かれた?
明石「いや…自分も主に撫でてほしいなって思っただけですわ」
三人「「『……………え』」」
なに、空耳だよね?
撫でてほしいなぁなんて言うタイプじゃないよね?
ショタじゃないもんね?あれ、なんだろこの感じ←
明石「…なんなん?三人そろってその顔…」
蛍丸「国行…気持ち悪い」
愛染「み、右に同じく」
明石「二人してひどいわぁ…自分かて甘えたい時くらいあるんやで?いつもは蛍や国俊の保護者なんやから」
明石に向かって毒舌を吐きまくる可愛こちゃんたち。
それに動じない明石は顔色一つ変えない。
『って事は…私に甘えたいとか思ってくれたのか!?』
明石「当たり前や、そうじゃなかったらこんな事いわへんやろ?」
そう言って、さらに私のほうに明石が寄ってきたかと思えばぎゅっと抱き寄せられて耳元で囁かれた。