第3章 お仲間が増えました
『ん……ん…?』
私は眠っていたのだろうか
目を開けば天井が移った。
『あれ…私は殺されたのか…ここは天国か…!!!』
慌てて起き上がれば周りを見渡した。
明石「そんな騒いだらまた倒れます」
『んなっ…!イケメンくん…!まだ私を殺す気なのか!!』
明石「もうあんなことはしません、蛍と愛染を見てたらそんな気も失せましたわ…」
ちょっと切なそうな顔をする明石。
『まじか…良かった~……明石くんだったよね?私は前任みたいなことはしないよ。私は皆と楽しく過ごしたいだけ』
明石「…信じます、けど裏切ったときは…切りはりますよ?」
そう言ってニヤッと笑う明石くん。
『わかってます、はい。絶対裏切りません、はい!!!!』
そんな話をしていると濡れタオルを持ってきた蛍丸と愛染が部屋に入ってきた。
蛍丸「…!主!」
私の姿を見た途端に抱き着いてきた蛍丸。
『ほたるん…ごめんね心配かけて…』
抱きついてくる蛍丸を抱きしめながら頭を撫でる。
蛍丸「主…寝てなくて大丈夫なの?」
『うん!だいぶ良くなったよ!』
蛍丸「よかった…」
愛染「主、熱あったからこれ…濡れタオル持ってきた」
濡れタオルを手渡しながらチラリとこちらを見る愛染
『ありがとう愛染くんんん!可愛いなぁ、よしよし』
頭を撫でてあげれば照れたように顔を逸らす愛染
うん、くっそ可愛いな