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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第15章 宴の開幕





数分経てば、広間はだいたい席が埋まった。

今の光景を見て私はとても驚いている…
こんなに集まるなんて思わなかったし!!

辺りを見渡せば、見たことのない刀が多数居る。
だが私と目を合わせようとはしてくれない

あぁ、傷付いた……←


三日月「はっはっは、随分と大人数になったな」


立ち尽くしたまま広間に集まった皆に圧倒されていれば、三日月が隣に立ち声をかけてきた。


『三日月…私は心が折れそうだよ』


三日月「ん?どうかしたのか?そういえば、俺の仲間も連れてきたんだ…後で席に来てくれないか?」


『え?あ…うん、もちろん!宴中は、みんなの席に回る予定だからよろしくね?』


宴の席だから少しくらい心を開いてくれるだろ…
これを機会にみんなと打ち解けなくては……!


三日月「あいわかった。では後でな」


そう返事をすれば三日月は仲間であろう刀達の席に戻っていった。
また一人になってしまった…なんてこった

こうゆう宴ってどうやって始めればいいの?
え、私が「はい、皆さん。宴を始めます!」とか前に出て言うべきなのか!?

いやいや、そんなメンタルない
メンタル削れ過ぎてなくなるから、ほんと

こうゆう時は……主命の長谷部に頼ろう…!!


『長谷部……はーせーべー…!』


私は広間の目立たない場所から長谷部を小声で呼んだ。
すると、長谷部は全く私に気付いていない。

いつもなら「主命とあらば」って来てくれるのに……!
いや、目立たない場所に居るから?小声だから?
私が悪いのか…あぁ、誰かヘルプ!!


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