第14章 宴の準備
加州「主ー、戻ったよ〜」
『あ、おかえり清光!往復させちゃってごめんね?』
加州「うん、全然大丈夫だよ!」
あぁぁぁ、いい子過ぎだ……
それで、誰を連れてきたんだ?
私は気になって清光の背後を見れば、鶴丸、安定、一期が居た。
鶴丸「よ、主。俺をご指名だったんだってな」
『いや、一番暇そうだから。それに荷物持たせたかったし』
鶴丸「イジメか!?」
『落とし穴掘れるほど暇なんですよね、鶴丸国永。あ、一期に安定もありがとうね?荷物持ちなんてさせたくないんだけど、やむを得えず……』
一期「買い出し大変そうですね、荷物持ちならお任せください」
大和守「僕も結構力あるし、任せてよ」
『あぁ、ありがとう…盛大に宴を楽しませるからね!』
鶴丸「俺の扱い……」
落ち込む鶴丸を放置して、私は包丁くんの持ってたお菓子を含め買ったものの会計を済ませた。
包丁「主!お菓子買ってくれてありがとうな!」
『いーえ!包丁くんお菓子だけ持ってくれる?軽いから大丈夫かな?』
包丁「うん!俺だって、力くらいあるんだぞ!」
片手にお菓子の入った袋を持ってくれる包丁くん
そして、重いものは鶴丸や一期が持ってくれた
残りの食材の袋は清光と安定が持ってくれている
私は包丁と清光に手を握られているため手ぶら←