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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第14章 宴の準備





数分経てば、私たちは万屋に到着した。

着いたはいいが…2人が握った手を離そうとしない。


『あのー、離してくれるかな?両手塞がってると買い物できないよ?』


包丁「離したくない気分なんだよねぇ。だから加州が離せばいいぞ!片手空いてたら買い物くらいできるし!」


加州「は?何言ってんの。お前が離せばいいじゃん」


包丁「うぅ…、大人げないぞ!」


おい、なんだこの状況は
可愛いよ?可愛いけども!!
言い争うことなのか!?
まぁ私は嬉しいんだけどね、うん


『喧嘩になるから2人とも離そうね、いい子だから』


包丁「いい子?俺、主の前ではいい子でいたいから離すね?」


そう言っておとなしく離してくれた包丁
うわ、いい子だ…聞き分けがいい……!!

包丁の様子につられたのか、清光もゆっくりと名残惜しそうに手を離した。


加州「…主、また帰り道に手繋ごうね?」


くっは……か、か、可愛い……
可愛くて私は今ココで逝ってしまいそうだ……


『うん、もちろんだよ!大歓迎!じゃあとりあえず買い物済ませちゃおうか』


加州「そうだね」


私たちは、何を買うか相談しながら買い物を進めた。


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