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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第13章 初遠征




そして午後。
初めての遠征部隊が出発する時間になった。


『みんな、私が来て初めての遠征だけど…遠征と言えども無理はしないでね?』


遠征に行くみんなを見届けるために、私は正門の前に来ている。


長谷部「主に心配はおかけしません」


加州「俺も。主の為に頑張って来るからね?」


今剣「ぼくも、がんばります!」


三日月「はっはっはっ、資材を持ち帰るのは腰に来そうだが頑張って来よう」


燭台切「出来るだけ多く、資材を見つけてくるよ」


みんな最初は行きたくなさそうだったが、久しぶりに外に出れることに気分もワクワクしているようだった。

隊長にはしっかりまとめてくれそうな長谷部にした。


『ありがと、ちゃんと帰り待ってるからね?……て、まんばくん大丈夫?』


みんなは思い思いに口を開いていたが、まんばくんは黙り込んで俯いていた。


山姥切「………」


『……ほんと大丈夫?気分悪い?』


私が心配そうに顔を覗き込めば、まんばくんはいきなり顔をバッとあげた。


山姥切「久しぶりの遠征で、なんだか気持ちが騒いでいただけだ。何も問題はない」


『そ、そう……じゃあ、出発しよっか』


こうして私は正門から6人を初めて遠征へと送り出した。


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