第2章 刀剣男子
愛染「なぁ…その…、治してくれてありがとな?あ、主…」
『ん?え…今なんて…?』
愛染「だから…!ありがとうって…」
『いや、そのあと!!!』
愛染「え…主?」
『主って言ったのかぁぁぁぁぁ!!!まじか!愛染くん…愛してるぞ!』
愛染「あい…って…そ、それより!国行も治してくれよ!」
ほうほう、照れておるな…可愛いやつめ…!
『安心して!君たちの頼みなら全力で治すから!』
愛染「本当か!?」
『もちろんだよ!!!』
本心はビビってるなんて全く思ってないよ?
イケメン相手だからってビビッてないかんね?
『よし、さっきと同じく治すよ…!』
二人のためにイケメンさんを治そうと横たわってるイケメンさんに近づき顔を覗いた。
『うわ…思った以上にイケメン…』
こんのすけ「主さま…本音が口から出すぎです」
『私は正直なんだ!よし、早く治しちゃお!』
そう意思を決めてイケメンさんの唇に自分の唇を添えて霊力を注いで手入れをしていく。
『ん…』
愛染「な、なんかやっぱり慣れねぇな…見てるこっちまで恥ずかしくなる…」
蛍丸「まぁ、主が他の刀とキスしてるのはあんまり見たくないかも…」
愛染「?……どうゆうことだ?」
蛍丸「俺もまたしてほしいなぁって」
愛染「はぁ…!?な、なに言ってんだよ…!」
蛍丸「国俊はいいよね、意識あるときに手入れされて」
愛染「なっ…別に俺は…」
手入れしてる間に何やら話してる二人。
その会話を傍で聞いていたこんのすけ。
こんのすけ「主さまがどんどん刀剣男子を汚して行くのですか…この本丸の将来が不安です…」