第12章 天使と夜の幸せ
?「小夜、待ちなさい…!」
?「どこに行くつもりですか!」
小夜「兄様達には関係ない…!」
私の部屋から少し離れた場所で何やら揉めているようだった。
『……なんか揉めてるみたいだね?』
今剣「あれは…左文字の皆さんです…!」
『左文字?左文字……えっと…あ、小夜ちゃん?』
今剣「はい!」
『え?小夜ちゃん!?マジか…こ、これは助けなくては…!』
今剣の言葉に私はすぐさま部屋を飛び出しては、揉めてる小夜のところに向かった。
『ヘイヘイヘーイ、何を揉めてる!一応夜だよ?知ってた?』
私はもめてる3人から少し離れて声をかける。
離れている理由は怖いからでっす
初対面が2人も居るし、斬り殺されそうだから←
小夜「!……主!」
私の姿を見て一目散に駆け寄ってきてはぎゅっと抱きついてくる小夜くん。
小夜を見れば目に沢山の涙を溜めて泣いていた。
『小夜ちゃん!……って、どうしたの!?』
小夜「ぅ……ぐすっ…主……」
なんで泣いてるんだぁぁぁああ!
私は泣かしてないからね!?無罪!!
?「……小夜を離してください」
目の前にはピンク……とりあえず全身ピンクの人が殺気をか持ち出してこちらを睨んでいる。