第12章 天使と夜の幸せ
………まんばくん…
一体何があったんだ。
とりあえず手を洗ってから、私は部屋に戻った。
そして、ひたすら色々考えてしまう。
明らかにまんばくんじゃない……!
まんばくんがあんな…オ〇ニーを手伝えなんて……言うわけないじゃん!!
明石だったら言ってきそうだからわかるけど。
『あぁ、私の大人唯一の癒しまんばくんが汚れた…』
とりあえず、明日の様子を見よう……。
まんばくんの中に、何らかの魔物が住み着いてるに決まってる!!!私は信じない!あんなエッロいまんばくんは!!
そんなこんな、自分と葛藤していると部屋の外から声がした。
今剣「主さま、来ました!」
ああぁ、癒しのショタ到来!!!
私はすぐさま部屋に招き入れた。
『いらっしゃい今剣ちゃん!!ささ、入って!』
今剣「ありがとうございます!へへ、主さまと一緒に寝かせてもらえるなんてすごくうれしいです!」
『いいんだよ、いつでも寝てあげるからね…!』
今剣「ありがとうございます!」
今剣と温かいトークをしていれば、廊下から誰かが走ってくる足音がした。
『ん?なんか誰か走ってきた?』
今剣「ろうか、ばたばたしてますね…?」
『見てみるか……』
あまりに急ぎ足…いや、走ってる足音に違和感を覚え私は部屋の襖を開けて廊下を見た。