第12章 天使と夜の幸せ
こんのすけ「まさか……忘れていたとかでは…」
『忘れてました』
こんのすけ「ですね」
『あああぁぁぁ、どうしようううぅ!返さなきゃなのに洗濯してない!……ワイシャツも一緒にって歌仙に頼めばよかった…でも忘れてたから頼めないよね……アホだ、私は…いや、これも清光と安定と三日月が変態話をしてたせいだ』
こんのすけ「最終的に刀のせいですか!?」
こんのすけがなんか言ってるが私は気にしない。
さて、このワイシャツどうしよう……明日洗濯して返すって言ってもまた忘れそうだし…もう1日は経ってるし……
まんばくん…「アイツ俺のワイシャツぼったくりやがった」とか思ってるだろうなぁ…嫌だなぁ…
『……決めた。このまま返そう、今夜』
こんのすけ「本気ですか!?」
『だってお風呂上がりに着ただけだし汚れてないって!』
こんのすけ「そうゆう問題ですか!?」
『ほら、こう……綺麗に畳んで…「まんばくん、昨日はありがとう。これ、洗濯したから返すね」とか言っとけばバレないって!』
こんのすけ「……潔癖症の刀だったらバレます、きっと!」
『刀に潔癖症とかあるの!?ないでしょ!潔癖症じゃ戦場にも出れんわ!』