第12章 天使と夜の幸せ
こんのすけ「……はぁ、主さまを相手にするとこんのすけは疲れます…」
『お疲れ様!さ、私はいい加減にお風呂行くよー。このワイシャツもお風呂上がってから返してきちゃおっと』
こんのすけ「こんのすけはもう帰りますからね」
『はいはい、また後でね!』
こんのすけを残して私は着替えと返すワイシャツを手に部屋を後にした。
脱衣場に来れば周りを見渡すものの、誰もいないことに気付き中へと入った。
『お、誰もいない!ラッキ〜……って、ん?』
脱衣場を見れば、私の洗濯物が干してあった。
『歌仙、綺麗に洗ってくれたんだぁ……って、下着!?そうだ…下着もだった……歌仙、ごめんよ……』
〜 その頃歌仙は 〜
歌仙「はぁ……主の下着が忘れられない…。主はあんな感じのデザインが好きなのか…って、いけないいけない…後でこのイケナイ気持ちを石切丸に払ってもらおう」
なまえちゃんの下着が忘れられない歌仙だった。
『それにしても、こんな見える場所に干すか普通……風呂入った奴見ただろ絶対』
私は干してあった洗濯物を持ち帰ろうと、畳んでかごへと入れた。
『よし、早く入っちゃおっと』
そうして、お風呂場へ入った。