第12章 天使と夜の幸せ
『ここに来て再び資源問題か……その資源はどうにかならないの?』
こんのすけ「遠征や出陣をすれば少なくとも手に入るかと…!」
出陣……遠征……
なんだか面倒くさそうだな…
まぁ私が行くわけじゃないけど←
『出陣は今のところ無理かな…まだ全員と顔合わせできてないし、出陣させて怪我でもされたらまた手入れしなきゃだし!私の神力が無くなる!』
こんのすけ「そうですね…主さまに負担をかけるわけには行きません!では、怪我をしない遠征に出してみてはいかがでしょう!」
『え?遠征は怪我しない?』
こんのすけ「はい!なので安心かと思います!最初なので、10分くらいの遠征が適切かと!」
『わかった、考えとく!みんなにも話さなきゃだしね〜……ってことで、私はお風呂に行ってくるよ!』
つい長話しちゃった
まぁ大事な話だから当然だけどね?
私はお風呂に向かおうと立ち上がれば、こんのすけに再び声をかけられた。
こんのすけ「お風呂の前に……このワイシャツは、主さまのじゃありませんよね?誰かに返す物では?」
『………………あ』
忘れてた、完全に忘れてた
朝からアイツらが初体験がどーのこーのって言ってたから忘れたではないか!
まったく……気の休まる時間もないのか私は!