第11章 着替えを盗んだ変態
やっぱりショタは癒されるな……
ほんとに平和な時間が流れている
『小夜ちゃん、寝てもいいよ?』
小夜「うん…主が暖かいから、眠くなる」
『そんなに暖かいかな?小夜くんも子供体温で暖かいよ?』
小夜「…………」
『あれ?小夜くん?』
いきなり小夜からの返事がなくなったのが気になり顔を覗けばいつの間にか夢の中に入り込んでいた。
『寝ちゃったか…起こさないようにこのままで居ようかな』
2人を優しく撫でながら、縁側から見える青空を見上げた。
そこには大きな入道雲が浮かんでいて青空が際立っていた。
『ふぁ〜……あー、私まで眠くなってきちゃった…』
ここに来てからやっとホッと出来た時間かもしれない
眠くなりそうな気持ちを押さえつつ2人の背中を優しく撫で続けた。
〜 一方その頃伊達組 〜
鶴丸「ん…、あれ…なんで俺寝てるんだ……?」
目を覚ませば、不思議そうにキョトンとしている鶴丸。
燭台切「あ、おはよう鶴ちゃん」
倶利伽羅「やっと起きたか」
鶴丸「……俺は一体…」
燭台切「鶴ちゃんってば審神者ちゃんに掴みかかって大変だったんだよ?その後には鶴ちゃん大泣きしてそのまま寝ちゃったってわけ」
鶴丸「なっ…!」
倶利伽羅「……後で謝りに行けよ。主、相当お前の事嫌ってる口ぶりだったからな」
燭台切「ははっ、そうだね。後で謝りに行ったらいいよ」
鶴丸「……わかったよ」